今度は、発表会で演奏を聴く、周りの人たちについてです。
誰でも、

　　「本番では、音を間違えずに弾いてほしい」
　　「練習の時みたいに、上手に弾いてほしい」

って願うもの。
私だって生徒さんと一緒に、発表会に向けて頑張ってきたんですから
成功を望みます。

でもそれを本人には言ってはいけないと思います。
それが発表会の目的ではないからです。
出番の直前に、

　　　「音を１つでも間違えたらダメよ。」
　　　「失敗しないでね。」

こんな事を言われたら、私なら余計に緊張します。
失敗しないようにと、びくびくして良い演奏ができなくなります。　　　　　

　　　　　（もちろん、それまでの練習では、間違いを許さないように
　　　　　「連続５回、間違えずに完璧に弾けるまで、部分練習をくり返す」という
　　　　　厳しい練習はしていますが・・・）
それよりも、

　　　「今まで練習してきたことを、そのまま出したら良いよ。」
　　　「気持ちよく、弾いておいで。」
　　　「大丈夫。」

って言われた方が、どれだけ気持ちが楽になるか・・・
音を間違えずに弾くことが、大切なのではなく、
人前で、自分の音楽を表現することが大切なんです。

そして、
周りの人たちが、演奏者の表現を全て認めてあげる。
練習どおり上手くいったところも、逆に上手くいかなかったところも。

自分の表現を認めてもらえるって、
ものすごく安心できるんです
で、自分に自信が持てるようになる
今、リトミックの勉強に行ってて、心からそう思います。

こんな風に考えると、ピアノってただ弾けるようになるだけじゃなく
人格そのものを築いていくんだなぁ・・・って改めて思いました。

発表会って、まる１日かかって大変な行事ではありますが、
本当に、学ぶことがたくさんあるんです。

ピアノを習いたてで、今年の発表会には出ないお友達も
来年には是非出てくださいね

　　　　　明日から、リトミックの合宿が始まります
　　　　　滋賀の琵琶湖のそばで、２泊３日、朝から晩までみっちり・・・
　　　　　頑張ってきまーす

ぜひ発表会に出てもらいたい理由は・・・

発表会に出てると、「人前で何かをするのに慣れる」んですね。

私も小さい頃から発表会に出て、コンクール、試験、演奏会など
様々な状況で演奏しました。

そのせいで、人前でしゃべったり、ちょっとした演奏をするぐらいなら
ドキドキするけど、へっちゃら。慣れっこです
（でも試験や演奏会となると、吐き気するぐらい緊張する時もありますけどね）

練習が辛い時もありますが、　

　　　　「その壁を乗り越えたら、得るものがある」

って、もう分かってるんですね。それを教えてくれたのがピアノなんです。

　　　辛い事から逃げたい。
　　　緊張するのが嫌だから、失敗するのが嫌だから逃げたい。

逃げたくなる気持ちはめちゃくちゃよく分かるけど、
ちょっとだけ頑張ってみようよ。

その積み重ねが人を強くするんだと思います。

失敗したって良いんですよ。失敗しない人なんていないんですから。
失敗して、「悔しい気持ち」を知り、
そこから這い上がるためにまた頑張れるんです。

成功したら、その「喜び・達成感」を知ることができます。
そして、その「喜び・達成感」を感じるためにまた頑張れるんです。

自分がそういう気持ちを知っていれば、
人の気持ちだって分かようになりますし・・・（全部とまではいかないですが）

ぜひ、小さい頃からそういった、様々な感情を味わってもらいたいなって思っています。

発表会まで、残すところ１ヶ月半となりました。

１年間の頑張りを発表すべく、みんな必死で頑張っています。

今年は例年と違い、小学生以上のお友達は
ソロ以外に、アンサンブルの部にも出演します。

ディズニーミュージックを連弾で演奏するお友達、
音楽物語「くるみわり人形」を、お話と連弾・ミュージックベルで演奏するお友達・・・

１人で弾くソロと違い、
他の誰かと合わせることの楽しさ、難しさを
味わえるのではないかと思っています。

発表会って、　　

「自分のがんばりを発表する場」

　であり、　　

「他のお友達のがんばりを認め、自分の励みにする場」

　
でもあるんです。

発表会で、お友達の演奏を聞き、
　　「私もあんな曲弾きたいなー」　　
　　「どうやったらあんな上手に弾けるんだろう？」　　
って思って、さらに頑張るんですね。

だから発表会が終わった直後から、急にテキストもグングン進んで
上達する子が多いんです

それに、発表会に出てもらいたい理由がまだまだあるんです。

続きは、また今度・・・

来月の演奏会に向けて、
３週間ぶりにレッスンを受けに行きました。

１回目、初めから通したのですが
どうも、音が悪い・・・
なんか指が浮いてしまうんです。

私の家のグランドピアノは、
あまり気をつけなくても普通の音が出るのですが、
先生のところのピアノは外国製で
本当に気を使って指先に神経を行き届かせないと
ひどい音になってしまう・・・

でも、ものすごく気を使って弾くと、
極上の音が出るんです

私も弾いているうちに、だんだんと指が慣れて
きれいな音が出てきました

本番もこんな音が出ると良いけど
緊張するとなかなかねぇ・・・

どれだけ自分が神経を使っているか
教えてくれるピアノ。
それが一番身近な先生ですね

滋賀の守山で、リトミックの講習会がありました。
どんな講習会かと言いますと・・・

パネルシアター de リトミック

パネルシアターって言葉すら聞いたことなかったので、
「一体、なんなんでしょう」
って思いながら、楽しみにしてました。

講習会が始まると、
すぐ、パネルシアターの世界に引き込まれました。

先生の歌声、お話の仕方、声のトーン・・・

とにかく先生がとっても楽しそう
パネルシアターってお話しながら
歌ったり、作った絵を動かしたりするんです。

前半は一通り見せてもらった後、
リトミックの取り入れ方、指導法を教わりました。
後半はいよいよシアターの製作に取り掛かりました。

塗り絵は本当に久しぶりだったので
新鮮でした。

この講習会のために、歌を作ってくださったり
楽譜を用意してくださったり、
先生方に感謝×２

会場にはパネルシアター作家の先生が作られた
作品がたくさん飾られてあり、
色づかいや塗り方など勉強になりました。

「３匹のこぶた」に出てくる狼。
家をふぅふぅ

「りすさんが　風邪ひいた　こんこんこんこんくしゃん」
の歌です。
ちゃんとマスクもつけたり、はずしたりできるんです。

  
首も動くんです。この象さん。

講習会が終わると、
リトミック仲間でランチに

カップの紅茶がなくなると次から次から入れてくれるお店で
お腹がたぷんたぷんになりました

とっても楽しい１日になりました。

あまりに暑いので、
試しに、ベランダに温度計を置いてみたんですよ。

そしたらね、５０℃オーバーで、エラーになりました

「何が最高気温３７℃やっ」

と１人ブツブツ・・・
外に出るのに、相当な勇気のいるこのごろです。

Mさん

　　　
　　　今日、体験レッスンに来られたMさん。
　　　暑い中、ありがとうございました。

　　　ツェルニー３０番の１番、ハノン、ソナチネを練習してこられたので
　　　早速、弾いていただきました。
　　　
　　　１０年ぐらいブランクがおありとのことでしたが、
　　　なんのなんの、指がクルクルと(？)よく動く

　　　子どもの頃は相当弾いてらっしゃったようです。
　　　やはり、子どもの頃にしていた事は
　　　大人になっても覚えてるものなんですね。

　　　これから、手首を柔らかくして弾けるように
　　　力まずに弾けるようにしていけるといいですね。
　　　そしたら、楽に強い音が出せるようになりますよ。

　　　お仕事もされているので、
　　　ペースオーバーにならない様に
　　　がんばっていきましょう。

　　　これからよろしくお願いしますね

　　　
生徒さんの中でも、「幼稚園・保育園の先生になりたい」って
言ってる子も多いですが、
少しでも長くピアノを弾き続けられると良いですね。
　　　
結構、子どもって先生の弾くピアノをよく聞いてます。
「先生みたいに弾けるようになりたい」って言って
習い始める子が多いのも確かです。

そういう風に誰かに憧れを持ってもらえるお仕事って素敵ですよね。

生徒さんの夢が少しでも近づくように
支えていきたいなって思います。

盆休み明け、一発目のレッスンでした。
相変わらず、この暑さは異常です

久しぶりのレッスンでしたが、
みんな元気なお顔を見せてくれました。
ありがと

Mちゃん

　　　
　　　Mちゃんは、とってもまじめ。
　　　おうちでもいっぱい練習してて、
　　　発表会の曲もだいぶスラスラ弾けるようになったね。

　　　しかも、頑張って一生懸命弾いてますっって感じじゃなく
　　　音楽に乗って、気持ちよく弾いてる

　　　この盆休みの間に、音楽性が急に出てきたように思います。
　　　手首の使い方も上手になって、のびやかな音になってきました

　　　指も丸くしてるし、力も上手に抜けてるからやね

　　　おうちでも、テレビを見ながら指を動かしたりしてるんやって
　　　そりゃ、指もよく動くようになるよ
　　　

　　　この調子で、あと１ヶ月半、がんばろうね
　　　すごく楽しみです