よく練習されている生徒さんに触発されて
これから私も色んな曲を楽しみたいと思います。
弾いた事のある曲や練習中の曲の
分析や感じたことを記していきます。
幻想曲 ヘ短調 Op.49
1841年(31歳)作曲。
「幻想曲」とは形式に捉われない、自由な曲を意味する。
Tempo di marcia(行進曲の速さで)
第1主題、葬送行進曲のようなf-mollから始まる。
poco a poco doppio movimento(少しずつ2倍の速さで)
第2主題a(68)でf-moll、b(77)でAs-dur。(平行調)
第3主題a(93)でc-moll、b(97)でEs-dur。(平行調)
第4主題(127)もEs-dur。
第2主題a’(155)でc-moll→es-moll、b’(164)でGes-dur。(平行調)
Lento sosutenuto
H-durのコラール。
Tempo I
第2主題a”(235)でb-moll、b”(244)でDes-dur。(平行調)
第3主題a’(260)でf-moll、b’(264)でAs-dur。(平行調)
第4主題’(294)でAs-dur。
こうして調の移り変わりを見てみると、第1~4主題は
全て平行調(または短3度調)になっている。
【2013年4月~練習中】
子守歌 変二長調 Op.57
1844年(34歳)作曲。
変奏曲のように、右手の主題がどんどん変化していく。
右手の主題(4小節)が全部で15回も変奏される。
左手は終始ほぼ同じ和声の伴奏型。
地味だが、雪の結晶が輝いてるようなキラキラした音色を
要求される曲。
【2012年8月門下演奏会にて】
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
1846年(36歳)作曲。
右手は和音でメロディを奏でる。
レガートに和音を演奏するのが難しい。
(編集続く・・・)
【2009年門下演奏会にて】
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